
宝塚歌劇団星組の東京での新トップ披露公演「王朝ロマン『花の業平』〜忍ぶの乱れ〜」「ダンシング・ファンタジー『サザンクロス・レビューII』」が16日午後、東京・日比谷の東京宝塚劇場で始まった。同日午前、最後の舞台けいこが報道関係者に公開され、けいこ終了後に、トップスター、香寿たつきと娘役トップ、渚あきの新トップコンビがそろって記者会見した。会見の内容は以下のとおり。
−−トップ披露を翌日に控えた心境は
香寿たつき 上京してから眠れなくなりまして、やはり緊張しているのかな。きょうのけいこでも歌詞を間違えたり、銀橋回りを2番手のときと同じように逆回りしそうになっちゃいました。
渚 あき わたしもドキドキしていますけど、落ち着いて気持ちよく幕が上がればと思います。
−−新しいトップコンビとしての意気込みは
香寿 引き続き星組を応援していただきたいのと同時に、新しいファンの方からもたくさん応援していただきたいので、よろしくお願いします。
−−トップの羽根をつけた気分は
渚 とても重いですが、これはトップとしての責任の重みなんだと実感しています。
−−おふたりはどんなトップコンビを目指しますか
香寿 学年はいっていますが、トップとしては“初心者”なので1日も早くよいトップコンビになりたいですね。お客様から「みにきてよかった」と思っていただけるトップコンビになりたいです。
渚 私は星組は初めてなのですが、深みのある味を出せればと
−−トップ交代が相次いだ宝塚ですが、香寿さんは、それによって何かが変わると思いますか
香寿 宝塚全体が新しくなって、その中で「新しい宝塚」は、こうなんだというものを築き上げられたらと考えています。
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