 | 平成3年入団 宮城・仙台市出身 |
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アイドル系の男役の朝海ひかるは、「お父さんのひらめきで出てきた名前」だという。
「けっこう投げやりに決めたんです。でも、朝の海が光っていていいじゃないか、縁起がいい名前で覚えやすいといわれます。今では、あのときの父のひらめきは正解だったのかなと思っています」
愛称の「コムちゃん」は本名からとっており、小学校時代からずっと同じ呼び名。
娘姿のあでやかさも定評がある朝海は、6日に東京・日生劇場で開幕する宝塚歌劇88周年記念特別公演「風と共に去りぬ」では、ヒロインのスカーレットを演じる(16日まで)。
「最初は女言葉を使うのが気恥ずかしくて違和感はありました。でも1人の女性の半生を演じる充実感があって、舞台が楽しみです。スカーレットは感情の起伏が激しいけれど、自分に正直なかわいい女性。あんな素直に生きられたらいいなぁって思います」
バトラー役の轟悠(専科)については「男の中の男。惚(ほ)れまくってます」。アシュレ役の湖月わたる(専科)は「貴公子のイメージがピッタリ。目がハートになります」とか。