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月組 大和悠河

 02/04/04 産経新聞東京朝刊
 inteviewed by Takubo,OKO/田窪桜子

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−−東京宝塚劇場で上演中の「ガイズ&ドールズ」で、サイコロ賭博師のネイサンを演じていますが

かつて宝塚では剣幸さんが演じたネイサンは、宝塚以外の舞台ではおじさんのイメージの役です。演じてみて、みなさんがそれぞれ強いネイサン像を持っているなあと、身に染みて感じました。

−−プレッシャーは?

周りからはヒゲを生やした大人の役だからといわれ、プレッシャーを感じましたね。最初は型から役づくりに入ろうとして身動きがとれなくなってしまったのですが、少しずつ自由になってきたと思います。

−−大和さんからみて、ネイサンはどのような人物ですか?

すごく単純な人。賭博をやっていても、悪いとは思ってもいない。ただ、婚約者のアデレイドが14年も待ち続けていることで、自分の男としての魅力は意識しています。抜けているところがあっても、やるときにはガッとやるような男性です。

−−東京公演は、大劇場と違うところがありますか?

東京と宝塚でお客さまの反応、特に笑うところが全く違うんですよ。そういう意味でも、いろいろと勉強になる作品ですね。

−−ネイサンを演じて得たものは?

これまではどちらかというと王子様など“白い役”が似合うといわれてきましたが、今後はもっと違う面も出したい。大和悠河ならではの持ち味・魅力を出せるようになりたいと思っています。




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