阪急電鉄は17日午前11時から東京都内で記者会見し、東経110度にある通信衛星を使ったデジタル放送で流す「宝塚歌劇 衛星チャンネル『TAKARAZUKA SKY STAGE』」の概要を発表した。
専科の彩輝 直、檀れいのほか各組の若手を起用したキャラクターユニットを結成したり、元月組トップスター、真琴つばさを助言役に起用するなどファンに楽しんでもらえる番組づくりへの工夫が凝らされている。
彩輝、檀らも出席した会見で、阪急電鉄の大橋太朗社長は「双方向性メディアの新しさを生かし、宝塚歌劇の新しい世界を切り開きたい。ひとりでも多くの方に夢と感動をお届して、宝塚歌劇をはじめとする演劇業界全体を盛り上げていきたいと考えています」と話した。
彩輝は「舞台以外のことで、いろいろな経験をさせていただけることをとても幸せに思っています。たくさんの方に楽しんでいただけるようみんなで力をあわせてがんばりますのでよろしくお願いします」とあいさつ。
檀も「宝塚を知らないみなさまにも、この番組を通して宝塚の世界をひとりでも多く方に堪能していただけるように、そのお手伝いができるよう、掛け橋として1年間がんばりたいと思います」と、宝塚の魅力を広める役割への責任感をにじませた。
また、元月組トップスター、真琴つばさを助言役にすえると発表。番組制作、市場調査、宣伝と多角的にかかわっていくという。真琴は次のようなコメントを寄せた。
「TAKARAZUKA SKY STAGE」は、スカパー!2の290チャンネルと190チャンネルを使用する。290chのほうは有料で、月額2500円。190chは、290chの番組の宣伝用チャンネルで無料。
予定では、6月1日から加入申し込みの受付を始める。まず同17日から試験放送し、7月1日から本放送に切り替える。試験放送期間は無料。したがって、スカパー!2加入者ならだれでも見ることができる。
放送内容は以下の予定。
この日の会見では、イメージキャラクターとして、12人の生徒による新ユニットを結成したと発表された。タカラヅカニュースなどの番組の司会のほか宣伝に活躍する。ユニットの名前を
"公式ホームページで募集している。ユニットのメンバーは以下のとおり。