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大好きな花、そして情熱の火
椿火呂花

 02/04/27 産経新聞大阪夕刊
 inteviewed by Hiramatu,SUMIKO/平松澄子


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椿火呂花(宙組) 平成7年入団 東京出身
大好きな花の中から、1字の名前で、あまり使われていない、という基準で選んだ姓が「椿」。

「椿の花は首からポロッと落ちるので縁起が悪いといわれたんですが、散るときは名残惜しげより、一気の方がいさぎいいなって」

名前の「火呂」は、尊敬する専科の城火呂絵(じょう・ひろえ)からもらい、最後は「花」で締めくくった。

「ひらかなの『ひろか』だとイメージが薄い。『火』は情熱的でいいじゃない、とひらめいたんです。でもよく字を間違えられるので、もっと知名度を上げたいですね」

愛称の「ゆうか」は本名。

スキッとした容姿の男役のホープ。星組から宙組に移ったとたん、「カステル・ミラージュ」で新人公演初主演。その新公も卒業となり、あす28日が初日の「エイジ・オブ・イノセンス」(5月6日まで)で、宝塚バウホール公演に初主演する。19世紀後半のNYを舞台に、対照的な2人の女性の間で揺れ動く若き弁護士役だ。

「大劇場の新公は緊張しまくっていましたが、東京では周りのメンバーにも慣れて、のびのびできました。その経験のおかげで、バウ公演では作品自体にスンナリ入っていけて、役になりきって集中できると思う。せつない三角関係を優柔不断にならず、いかにカッコよく見せるかが難しい。男役としてはもっと、大きさがほしいと思っています」


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