−−「追憶のバルセロナ」について

恋あり、友情あり、冒険ありの活劇にしたくて、この19世紀のスペインを舞台に選びました。

物語は戦に負けて、死んだと思われた青年貴族が、実は旅芸人の一座に助けられていて、伝説の英雄になってよみがえる。旅芸人の一座にはきれいな娘がいて、２人の間に思いが育つ。

そのころ、彼の親友は自らの保身に走り、彼のいいなづけと結婚している。このあたりで恋あり、友情ありということです。

今回は新トップのお披露目だから、当然、スタートダッシュになってほしい。２人を売り出すには最高のものを見ていただくことだと考えています。

戦争を描きますが、そこはシリアスに描くのではなく、そういう状況で男と女が「また、あした」とはいいにくい中で、ひとことの裏に、たくさんの思いがある、そういうやりとりを描きたい。

ヒーローもの、ラブロマンスものとしてもウエルメードのものに仕上げたい。

−−絵麻緒、紺野とこれまで仕事は

そんんなに多くはないが、背広ものよりもコスチュームもののほうがはまりそうだと考えました。