「体全体で(タカラヅカを)満喫できたので、もういいんじゃないかと思った」
9月にトップスターの絵麻緒ゆうと同時に退団することが決まっている宝塚歌劇団雪組の娘役トップ、紺野まひるが14日、兵庫県宝塚市の宝塚歌劇団で記者会見し、退団の決意を語った。
紺野は大阪府豊中市出身で、平成8年入団。雪組に配属され、1年目から新人公演や宝塚バウホール公演などのヒロインに大抜てき。正統派娘役として大きな期待を集め、順調に成長してきた。昨年、絵麻緒の相手役として娘役トップに決まり、今年3月の大阪シアター・ドラマシティ公演「殉情」では息の合った芝居で好演。
24日に初日を迎える宝塚大劇場公演「追憶のバルセロナ」「ON。圍硲ナ。毅遙茵廚?ア?ノ秉錣箸發匹盧能蕕悩埜紊遼楔?ッ蕕箸覆襦」
入団7年目という早い退団を惜しむ声は多いが、「1年目からいろんなことをさせていただいたので、自分の中では悔いはありません。とくにきっかけもなかったんですが、絵麻緒さんから(退団の)お話を聞いていたので、『殉情』のおけい古中に最終決断をしました」と紺野。
「今は舞台をやりこなすことに必死。出番が多いので毎日、健康な体でくり返すとなると大変なんです」とサバサバした様子だった。
退団後は「しばらく自分の時間を持ちたいし、結婚も1度はしてみたい」と言ったが、女優に転身する可能性が高そうだ。