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花組 愛音羽麗インタビュー

 02/05/16 産経新聞東京朝刊
 inteviewed by Takubo,OKO/田窪桜子

愛音羽麗
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−−花組「琥珀(こはく)色の雨にぬれて」の新人公演(21日)で、高級クラブの女主人、エヴァを演じますね。

普段は男役なので、配役を聞いたときは、びっくりしましたよ。宝塚大劇場の新人公演では、初の女役に初舞台生のような気持ちでした。

−−本役は、専科の矢代鴻さんが演じている役ですが

矢代さんがすばらしくて、最初は「手も足も出ない、どうしよう」と思っていたのですが、こういう機会は新人公演でしかないですから、とにかく捨て身でやろうとけいこしました。

−−エヴァをどう解釈しまたした?

ジゴロを従えて店を経営し、いろんな人生経験をしている大人の女性です。エヴァの生い立ちや、ジゴロ1人1人の設定を考えたりするのは、楽しかったです。ただ、あえて大人びて演じようと凝り固まってしまうより、出せる力を出しきって演じようと思っています。

−−歌もたしか…

2曲も歌わせていただくのですが、この歌が大課題でした。宝塚大劇場の公演中も休みは東京へ歌のレッスンに通いました。矢代さんにも終演後、教えていただいたり。歌詞もすてきですし、うまい下手を意識せず、深いものを伝えられるように歌いたいですね。 −−初めて女性の役を演じるのですが

男役のときは細かいことを気にし過ぎていたなあと気づきました。歩き方や手の出し方など、男らしくと考え過ぎていたんです。もっと自然に、演じることを構えずに。この経験を生かし、いろんな役に取り組んでいければと思っています。


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