 | 専科・檀れい 平成4年入団 京都府出身 |
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「檀」は「まゆみ」と読むニシキギ科の落葉低木の名前。
「とてもよくしなる、弓などに使う木ですって。本名の“まゆみ”にもかけて、いろんな柔軟性を持ちたいと思ってつけました」という。
「れい」は、(1)全体で3文字(2)ひらかな(3)中性的−をコンセプトに考えたそうだ。
愛称は「だん」。
7月1日に本放送を開始する宝塚歌劇の衛星放送チャンネル「TAKARAZUKA SKY STAGE」で、初代スカイ・フェアリーズの娘役のリーダーをつとめる。
すでに開局コメントやTCAスペシャルの紹介を収録したとか。
「宝塚の中でいろんな改革が行われている、その1つ。私たちはやっぱり生の舞台が一番ですが、放送を通じて広くいろんな方に宝塚を知っていただきたい。そのお手伝いができればうれしい」とおっとりと話す。
同じ7月1日から、大阪・新歌舞伎座の「極楽町一丁目−嫁姑地獄編」に外部出演する(27日まで)。浜木綿子主演の現代劇で、檀は現代っ子の若嫁役だ。
「東京の初演では勝手が違ってどうしようと思いましたが、すごく勉強になりました。そして宝塚は、ホントに現実を忘れられる夢の世界だって、客観的に見ることができましたね。専科は縛られることが大嫌いな私には合っている。道がないからこそ新しく切り開いていきたい」と意欲十分。
今秋実施される「宝塚歌劇第二回中国ツアー公演」の出演も決まった。