草野旦・宝塚歌劇団理事の話 「サザン・クロス・レビュー」が中国に渡るなんて夢にも思いませんでした。この作品は真矢みきの時代に初演し、愛華みれの全国ツアーにもっていき、昨年１２月の香寿たつきの東京でのトップお披露目公演でもやりました。 そのときの星組、専科の熱演のおかげで、今回の中国公演にもっていかれる幸運にあずかれたのだと思っています。 タイトルに「in China」とついているということは、中国公演のためのアレンジを施したい。 まず、男役の美学である黒えんびのシーンを入れたい。中国語の歌を入れて交流をはかりたい。それから、季節をとりこんだシーンを入れるのですが、これは秋を入れたいです。 −−中国語の歌は、香寿さんが歌うのか？ これは檀れいにやってもらおうと思っています。前回の中国公演で人気を得て、彼女がやってくるのを楽しみにしている人も多いと思いますから。