The name of タカラジェンヌ
朝澄けい:舞台人としてさわやかな風を送る
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星組・朝澄 けい 平成6年入団 東京都出身 |
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本名の名づけ親でもある先生が姓名判断でつけた芸名で、舞台人としてさわやかな風を送るという意味があるそうだ。
「歌劇団に3つの芸名を提出して、最終的にこれが通ったんです。でも私は長い間、本名と芸名の切り替えがスムーズにいかなくて違和感があった。それが新人公演を卒業した2年前ぐらいからスーッと解消して、自分の芸名を大切にしたいって思うようになりました」という。
愛称は本名から「かよこ」。
芸名のイメージ通り、スラリとした長身のさわやかな男役。
2度主演した新公を卒業して、7日初日の宝塚バウホール公演「ヴィンターガルテン」に、真飛聖とツートップで初主演(16日まで)。1920−30年代の独ベルリンの劇場を舞台に描く青春群像劇で、朝澄は世界的なプリンシパルのクローゼを演じる。
「クローゼは何を考えているのかわからない不思議人間で、言葉の端々に本心が見え隠れするんです。クールな役柄は初めてで、どう表現すればいいのか難しくって。ただ、真飛とはずっと一緒でお互いに気心が知れているし、主演のプレッシャーも2分の1なのでよかった。稽古をしているうちに、スケールの大きな男役をめざそうって気持ちにもなってきました」
バウの出演者以外の星組メンバーはこの間、中国ツアー公演中。「バウが終わったら、すぐに応援に駆けつけます」とか。
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