産経新聞提供ENAK 流行+芸能 
ENAK流行 7月22日(月)大阪朝刊
紫吹淳ら月組の7人出演 日本の歌曲や詩も披露
タカラジェンヌと和服 美の饗宴

紫吹淳と映美くらら
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タカラジェンヌと和服のコラボレーションという、魅惑的なファッションイベント「OSAKA FASHION ENERGY 2002−日本の美を愛でる」が、10月9、10日の2日間、大阪・桜橋のサンケイホールで開かれる。

テーマは「日本」。竹林をイメージしたステージで、茶道の野点、笛や琴の邦楽演奏などで四季のうつろいを演出しながら、タカラジェンヌとファッションモデルがデザイナーブランドの和服を着て次々に登場。日本の歌曲を歌ったり、詩の朗読も行って、日本の伝統美を情感たっぷりに表現する。

出演するタカラジェンヌは月組の7人で、トップスターの紫吹淳、娘役トップの映美くららのほか、夏河ゆら、汐美真帆、大空祐飛、紫城るい、椎名葵。紹介される和服は、デザイナーのコシノヒロコさん、小泉清子さんがデザインしたオリジナルと組曲ブランドの最新作70数点だ。

このほど紫吹と映美によるポスター撮りが行われ、コシノさんも和服姿で参加した。紫吹が着たモノトーンの粋な和服はコシノさんのデザインで、白結城に墨で直接描いた一点ものだという。

「和服のデザインは20年も前から手がけていますが、仮縫いした和服にエイヤーと直接描くのは初めての試みでした。勢いのある絵になって、おもしろい世界が表現できると思います。それをタカラジェンヌのみなさんが着るのは画期的な試みですね。舞台とは違った新しい個性を発揮していただき、着こなしも含めて提案する新鮮なショーにしたい」とコシノさん。

紫吹は「すばらしい和服を着せていただいて感激しています。ファッションショーの出演なんて初めてだし、本格的なモデルさんとは違うタカラヅカらしさをどう出すか。男役としてどこまで男っぽく表現すればいいのか。いろいろ難しいですが、歌や朗読も含めて、タカラヅカの品格を損なわずに挑戦したいと思っています。このショーが宝塚歌劇を知っていただく別の入り口になればうれしいですね」と抱負を述べた。

さくらをデザインしたかわいい振り袖姿の映美は「和服を着ると自然に楚々としたしぐさになります。ショーというより和の世界に入り込んで、日本女性のいいイメージが出せたらいいなと思います」と話していた。



構成・演出は大出一博、司会は関西テレビの藤本景子アナ。
ステージの開演時間は、2日間とも午後2時、4時半、7時の各3回。
S席6500円、A席5000円。チケットの前売りは26日から。
問い合わせはサンケイ企画(TEL06・6345・5062)。



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