上海を皮切りに
中国公演始まる
日中国交正常化30周年を記念した宝塚歌劇団の中国巡回公演が13日夜、上海市の上海大劇院で始まり、日中の古典劇をもとにした新作を演じた。
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国交正常化30周年で宝塚歌劇団が演じる「サザンクロス・レビュー・イン・チャイナ」のリハーサル=13日、上海市の上海大劇院(共同)※Click a Photo |
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宝塚の中国公演は1999年以来2回目で、上海(15日まで)を皮切りに、北京(20日〜22日)、広州(29日〜10月2日)を巡回する予定。
上海では「宝塚の美女来訪」(青年報)と評判が高い上に、中国人なら誰でも知っている古典恋愛劇「梁山伯と祝英台」を取り入れた演目が演じられることから関心が高い。切符は150元(約2400円)から8800元(約1万4000円)と中国では高価にもかかわらず、ほとんどが売り切れた。
今回の中国公演に参加するのは、星組トップスターの香寿たつきのほか、渚あき、檀れいなど40人。
演じるのは「梁山伯と祝英台」に加え、日本の歌舞伎「けいせい倭荘子」、日本舞踊「蝶の道行」を基本に新作した舞踊劇「蝶・恋(ディエ・リエン)−燃え尽きるとも」、ダンスショー「サザンクロス・レビュー・イン・チャイナ」。(共同)
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