「トップで最後 幸せ」 渚あきが退団会見 「思う存分楽しみました。最後まで力を振り絞ってがんばります」と話した渚あき=宝塚歌劇団 来年3月に宝塚歌劇団の星組トップスター、香寿たつきと同時に退団する娘役トップ、渚あきが18日、宝塚で退団会見を行った。 「トップになる前から自分なりに宝塚生活を満足していたので、トップ就任はごほうびをもらった感じがしていました。退団は自然の流れの中できめたことですが、そのとき心の中では決心していました。初めての海外公演(第2回中国ツアー公演)にも行けたし、結果的にトップで最後を終えられることは幸せです」 渚はひと言ひと言をかみしめるように話した。 兵庫・神戸市出身の渚は昭和63年初舞台。雪組→花組→星組と替わるなかで、可れんな娘からコケティッシュな役、大人の女性など幅広く演じられる演技力豊かな娘役に成長。昨年11月に香寿の相手役として星組の娘役トップなった。その時点で同期の森奈(もりな)みはる、白城(しらき)あやか、麻乃佳世(あさの・かよ)の3人は、すでにトップ娘役で卒業しており、キャリアのある娘役トップの就任は近年では珍しい。 香寿とのトップ・コンビはしっとりとした大人の雰囲気が魅力で、宝塚の伝統を受け継ぐ娘役らしい娘役だ。お披露目公演は今年4−5月の宝塚大劇場「プラハの春」「LUCKY。咤圍腺辧?沮@?B穏醋椶砲覆襦屮?」薀垢良?V福廖屮丱咼蹈鵝殄睛靴垢詼狹系亜檗廚?ク埜紊慮?ッ蕕如▲好吋献紂璽襪亙?c預膩狆譯隠鰻遑横夏?沺B隠卸遑横監??ε豕?ネ?c遊狆賤菁?B卸遑隠監?沺B碍遑横各?泪 「思う存分楽しみました。最後まで力を振り絞ってがんばります」と話した渚あき=宝塚歌劇団 「香寿さんとは時間の流れが同じで、(退団は)お互いに感じていました。私が報告したときは握手をして、『一緒にがんばろう』といってくださいました。私は古いタイプの娘役でもあるので、相手のトップさんと同時に退団できるのはよかったと思っています。最後の公演では大人のコンビのよさを見ていただきたいですね」 終始、笑顔だった。 退団後については、「今は全く決まっていません。(結婚も、女優も)すべての可能性があると思うので、自分にとって何がいいか、合っているのかをゆっくり考えていきたい」と話した。