●
「ザ・ショー・ストッパー」については、和央がいっているようにふだんのショーに比べるとコンパクトになっている。ブルース、ロシア民謡、タンゴ、ラテン…と多彩な音楽を使い、しかもそれぞれなじみの深い歌が多く登場する。「黒い瞳」「ベサメ・ムーチョ」…。花總まりの官能的なダンスも水夏希のブルースナンバーの場面も印象的だが、あくまで物語の進行に沿って写真をチョイスした「鳳凰伝」に対し、こちらはトップコンビとフィナーレにおけるトップスター、和央にしぼって報告しよう。