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宙組 和央ようか 会見一問一答


和央ようか
けいこの後、羽根を背負ったまま記者会見した和央ようか
すべてのスケールが大きい作品「鳳凰伝」と、45分とふだんより10分ほど短いのですが、盛りだくさんのショー「ザ・ショーストッパー」の2本だてで、11月10日まで、専科のお2人の力を借りて宙組は一丸となってがんばりたいと思いますのでよろしくお願いします。

−−スケールの大きい「鳳凰伝」だが、歌のほうも雄大だ

歌っていて気持ちがいいです。実はまったくひとりで歌う歌はないんです。四天女、賢人が見守る中、遠くからのコーラスがついているとか、ろうろうとした大きな歌を、常にみんなで歌っているのだという気持ちです。

−−宙組の状態はどうか?

宙組は発足時からパワフルな組だと、組子自身も思っているし、周囲の方もそのようにいってもらっています。いつもパワフルだといっているじやないかといわれればそれまでですが、より以上のエネルギーを出していきたいと思います。宙組は、個々のエネルギーがひとつにまとまってやっていく組だと思っています。

−−東京公演の意気込みは?

伸び伸びと元気に。私だけでなく組子も同じにやれたらいいなと思っています。

−−「鳳凰伝」は「トウランドット」として過去にも上演されており、昭和27年の月組では春日野八千代先生がカラフを演じた。なにか助言を受けたか?

「鳳凰伝」をやらせていただくと聞いたときに、春日野先生が演じられた作品だとうかがいました。もちろん、実際の舞台を見たことはありません。「ベルサイユのばら」を演じるときはビデオで見て、それで大変な作品なのだと緊張し、こちらは見たことのないものに対する緊張を感じました。ともかく、カラフをやると決まったときに春日野先生に電話で「この役をやらせていただきます」とお話させていただきました。春日野先生は宝塚大劇場の初日を観劇して下すって、アドバイスというのではないのですが「大きく見えたらよい」といっていただきました。


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