厚生労働省は十三日、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)に着目した生活習慣病対策を進めるため、保健指導の標準プログラムのあり方を考える専門家らによる検討会を、近く立ち上げることを明らかにした。標準プログラムの普及を図り、全国に二千万人とされる生活習慣病予備軍の解消につなげる。
厚労省によると、内臓脂肪型の肥満に加え、高血糖▽高コレステロールか高脂血▽高血圧−のいずれかが重なるとメタボリックシンドロームと判定。生活習慣病の予備軍とされる。
健康診断でメタボリックシンドロームが判明した人に対しては、保健指導を強化することで健康維持を図ってもらう。厚労省が発足させる検討会では、その保健指導の標準プログラムの開発を目指す。
健診結果と診療報酬明細書(レセプト)を突き合わせどんな人にどんな病気が多いのかといった健康課題の把握方法や生活習慣病予備軍を特定する判定基準のあり方のほか、効果の上がる教材や指導方法について検討を加えていく予定。
厚労省は生活習慣病予防対策を強化して医療費を抑制する考えで、政府・与党が昨年末にまとめた医療制度改革大綱にもこの方針が盛り込まれている。
(2006/01/14)