ウエスト計測は空腹時?それとも満腹時?
4月27日付「メタボリックシンドローム」の記事で、診断に必須のウエスト周囲径について「空腹時に測るのでしょうか。満腹時と差があるのですが」という質問が複数の読者から寄せられました。
そのうち、鎌倉市の小川良人さん(58)は「空腹時と満腹時で差が大きく、空腹時だと診断基準の男性85センチに満たないけれど、満腹時には超えてしまいます」といいます。
正しい測り方は「空腹時」。メタボリックシンドロームの診断基準ではまず、へその高さでウエスト周囲径を測ります。へその内側に胃袋があるため、満腹時だと胃袋の中身も測定値に反映されてしまうからです。
ウエスト周囲径が男性85センチ以上、女性90センチ以上だと内臓脂肪蓄積の疑いがあり、ほかに(1)血中脂質(2)血圧(3)空腹時血糖−のうち2項目が該当すれば、メタボリックシンドローム。小川さんは空腹時に85センチ未満なので、該当しません。
日本生活習慣病予防協会の池田義雄・理事長は「人によっては空腹時と満腹時で2〜3センチも差が生じるケースもあります。食べた直後でなく、朝の空腹時など、健康診断を受診するときと同じ状態で測ってください」と話しています。
(2006/06/07)