≪講演≫
□日立健康管理センター医長・中川徹氏
■CTスキャン使い社員の健康管理「腹を割って話そう」
日立健康管理センターは日立製作所グループの従業員約3万8000人に産業保健サービスを提供する施設で、16人の医師がいます。職域の健康診断に力を入れ、内臓脂肪CT(コンピューター断層撮影)検診を実施しています。
私は画像診断医なので、メタボリックシンドロームの診断基準の必須条件となっている内臓脂肪の蓄積の事実を効果的に患者に知らせる方法は何かと考えました。行き着いたのが、おへそのところで輪切りにしたCT画像写真を活用する方法でした。
この画像を使い、自動的に内臓脂肪と皮下脂肪を見分けて、内臓脂肪面積を割り出すソフトを開発。画像写真上の内臓脂肪部分が赤色に着色し、見えやすくしました。
私たちは、「腹を割って話そう、内臓脂肪のこと」と呼びかけています。これまで見えなかった内臓脂肪がよく見えるようになったので、日立の従業員は「赤腹は怖いなあ」と言っています。
こうして内臓脂肪を減らす運動や食事療法に取り組むよう呼びかけていきましたところ、中には内臓脂肪を70%も減らす従業員が出てきました。昼休みにも、階段を駆け上るなど運動を続けたことなどが効果を上げたようです。
これまでおなかの中まではよく見えなかった。脂肪燃焼効果が可視化する。このためダイエットや運動が楽しくてしようがなくなるようで、効果が上がっていますよ。
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主催 メタボリックシンドローム撲滅委員会、産経新聞社、フジテレビジョン、ニッポン放送、フジサンケイ ビジネスアイ
後援 厚生労働省、日本肥満学会、日本動脈硬化学会、日本高血圧学会、日本糖尿病学会、日本循環器学会、日本腎臓学会、日本血栓止血学会、日本心臓病学会、日本医師会、日本臨床内科医会、日本歯科医学会、日本歯科医師会、日本歯周病学会、日本抗加齢医学会、日本CT検診学会、日本健康運動指導士会、健康・体力づくり事業財団、日本糖尿病財団、日本心臓財団、日本栄養士会、日本薬剤師会、日本フィットネス産業協会、日本製薬工業協会、サンケイリビング新聞社、扶桑社
特別協賛 第一生命保険
協賛 アステラス製薬、アストラゼネカ、大塚製薬、オムロン ヘルスケア、カイゲン、花王、科研製薬、キッセイ薬品工業、協和発酵工業、グラクソ・スミスクライン、サノフィ・アベンティス、三共、サンスター、塩野義製薬、大正製薬、大日本住友製薬、武田薬品工業、日本ベーリンガーインゲルハイム、バイエル薬品、久光製薬、明治乳業(50音順)
メタボリックシンドローム撲滅委員会▽委員長 松澤佑次・住友病院院長(日本肥満学会理事長)▽委員 春日雅人・神戸大学医学部付属病院長(日本糖尿病学会理事長)、藤田敏郎・東京大学大学院教授(日本高血圧学会理事長)、北徹・京都大学理事・副学長(日本動脈硬化学会理事長)、齋藤康・千葉大学医学部付属病院長(日本肥満学会副理事長、日本動脈硬化学会副理事長)、渡邊昌・国立健康・栄養研究所理事長
(2006/11/10)