■食事のバランス、簡単な運動の継続がカギ
ただいま33歳。ここ数年、おなか周りが気になって仕方がない。10年前に買ったジーンズなど、とうにはけなくなってしまった。
頭をよぎるのは、いま話題の「メタボリックシンドローム」(内臓脂肪症候群)。過栄養や運動不足で内臓に脂肪が蓄積され、高血圧などの生活習慣病が発症しやすくなっている状態のことだ。
手遅れになる前に調べておこう−。そう思い立ち、CT(コンピューター断層撮影法)で内臓脂肪の付き方を調べてくれる「アルファメディック・クリニック」(川崎市)を訪ねた。
撮影前、ウエストを計ると91・5センチ。内臓脂肪蓄積が疑われる「男性85センチ以上、女性90センチ以上」を超えていた。「メタボ予備軍ですね」と塚田一義院長。目の前が真っ暗になる。
いよいよCT。台に寝て、丸いトンネルのような機器の下を通され、へその辺りを輪切り撮影される。コンピューター処理したその輪切り写真をもとに塚田院長が説明、図の黒い部分が内臓脂肪だという。ドキドキしながら聞いていると、「非常にいいですね」と意外な言葉。内臓脂肪の面積が100平方センチ未満なら正常のところ、57・1平方センチと、大きくクリアしているという。
「食事のバランスがいいんですね。運動もされているようですが、続けてください」。運動といっても、週5日、縄跳びを300回ずつ。その程度でも内臓脂肪は抑えられるそうだ。
おなかが太いのは、内臓脂肪でなく、皮下脂肪(図の灰色部分)がたっぷりついているから。メタボの診断基準とは関係ないが、肥満気味は間違いない。「正月休みの飲み食いのハイペースを直さなきゃ」。34歳を目前に、そう決意を新たにした。
(山口暢彦)
(2007/01/08)