生活習慣病につながるメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)について、原因となる内臓脂肪が腹部にどれだけ蓄積しているか体外から高精度で測定できるベルト式の装置を、大阪大学、花王、松下電工の共同研究グループが開発した。日本医学会総会の学術展示で5日、発表した。
装置は、ベルトのへそに当たる部分と背骨の部分に電極があり、1ミリアンペア程度の極微小な電流を流して内臓脂肪の面積を推測する仕組み。内臓脂肪と筋肉の電気抵抗の違いを利用し、電圧の値で内臓脂肪の量が推測できるようにした。
ウエスト径を測るように簡便で、繰り返し使えるのが特徴だ。
装置を共同研究した中村正・大阪大学医学部講師は「短時間でデータが出せるので、繰り返し測定する集団検診などで有用」と話している。
(2007/04/06)