産経新聞社

メタボリックシンドローム

【快適生活学】特定健診スタート 健康管理は受診から

 4月から特定健診が始まります。これまでの健診は個々の病気の早期発見・治療を目的にしたものでしたが、特定健診はメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)に着目し、糖尿病や高血圧症など生活習慣病の予防を図ることを目的にしています。対象になるのは40歳から74歳の医療保険加入者(国民健康保険などの被保険者・被扶養者)。必ず受診するようにしましょう。

 特定健診の結果から、たまっている内臓脂肪の程度(腹囲などで判断)と、高血糖、高血圧、脂質異常など生活習慣病のリスクの程度に応じて、「動機付け支援」「積極的支援」といった特定保健指導が行われます。

 健診の結果が問題なくても油断は禁物。40歳を過ぎると体の代謝が落ちてくるので、20代、30代と同じような生活を続けていると、どうしても太ってきます。

 受診をきっかけに、食事の内容や日常生活を見直してみてはいかがでしょう。例えば、クロワッサンをブドウパンに替えるだけで80キロカロリー減らすことができます。普段何気なく飲んでいる加糖飲料をお茶や水などに替えれば、50〜100キロカロリー減になります。食事だけでなく運動も大事。手軽にできる運動といえばやはりウオーキング。30分ぶらぶら歩くことで80キロカロリーの消費になります。

 続けるコツは仲間をつくること。メタボを放っておくと、心筋梗塞(こうそく)や脳梗塞など命にかかわる病気にかかりやすくなります。家族や友人と一緒に、楽しみながら健康の維持、増進に励みましょう。(花王 生活者研究センター)

(2008/03/27)