社員紹介

好きだからこそいいものを撮りたい。好きだからこそ人に負けたくない

産経新聞との出会いと入社に至った動機を教えてください。

学生時代、球場でプロ野球の写真を撮ることが私の趣味でした。球場へ通ううち、スポーツを撮るカメラマンになりたいという気持ちが徐々に強くなっていき、就活を意識し始めた大学3年の夏、「どうすればカメラマンになれるのか?」と調べていたところ、見つけたのが産経新聞社のインターンシップの募集ページでした。「新聞社は堅苦そうだな...」と思いながらも意を決して参加してみると考えは一変。実際に現場に出る先輩方の話にワクワクしたのを今でも覚えています。

その後の就職活動では他の新聞社の説明会も参加しましたが、やはり産経新聞のいい意味で砕けた雰囲気が一番自分に合っているなというのが正直な感想でした。

産経新聞との突然の出会いからスタートした就職活動のゴールは産経新聞。何だか不思議な縁を感じています。

現在の仕事内容を説明してください。

産経新聞の写真報道局には、主にスポーツや芸能の取材をするスポーツ担当と、事件事故や政治経済などの取材をするニュース担当があります。私は入社して2年半ニュース担当を経験し、現在はスポーツ担当として”主に”プロ野球を取材しています。

ただいろいろなスポーツを取材することもあり、昨日はサッカー、今日は野球、明日は競馬といったような勤務の流れもあります。ニュース担当の頃は、料理取材から始まり、企業の社長のインタビュー取材、最後に火災現場の取材という1日もありました。

基本的に仕事が毎日異なるので、非常に新鮮な気持ちで日々臨めます。入社したての頃は「明日は一体どんな取材が待ち受けているのか...」と内心不安でした。取材の幅の広さゆえ、新聞社のカメラマンは”何でも”撮れないといけません。それがこの仕事の難しさでもあり、魅力でもあります。

どのような時にやりがいを感じましたか?

重要な取材を1人で任されたときですかね。昨年(2015年)の夏にスコットランドで取材した全英オープンゴルフがまさにそうでした。海外出張はこの時が初めて。時差の関係で、お昼頃には日本の締切時間がやってきます。締切に間に合うよう、プレーが進む中物陰に隠れてパソコンを広げ写真を送信し、すぐにまた望遠レンズを抱え、走って選手を追いかけるの繰り返しです。現地は天候も悪い上に夜9時半くらいまで明るいため、毎日早朝から何時間も歩きっぱなしで本当に大変でした。しかしここには自分しかいない、自分がやらなければ新聞ができないと必死になって撮り続けたことは強く心に残っています。

カメラマンの仕事は、どんなに現場で苦労をしても必ずしも成果が出るとは限りません。だからこそいいものが撮れた時の喜びも一入です。今大会で活躍した松山英樹選手の写真がサンケイスポーツで連日大きく扱われ、初めての海外を1人でやり遂げたことは今後の自信にもなりました。

受験生へのメッセージ

「専門知識がないから私はカメラマンにはなれない」という声を聞くことがしばしばありますが、決してそんなことはありません。もちろんその分苦労も多く、始めのうちは叱られることも多いです。しかしそんなもの本人の熱意次第でどうにでもなります。

「趣味と仕事は別にした方がいい」とよく言いますが、私はそうは思いません。こんなに楽しいことはないと思います。好きだからこそいいものを撮りたい。好きだからこそ人に負けたくない。結果として良いものが出せるのだと思います。

重い機材を持って大雨に打たれたり、泥まみれになったり、取材中道行く人に奇怪な目で見られたり、なかなかハードな仕事ですが、それでも貴重な経験は山のようにできるので、私はこの仕事、オススメしたいと思います。

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