SANKEI SHIMBUN RECRUIT 2018

産経新聞社 採用サイト

社員紹介

桑村 朋
取材記者(社会)
TOMO KUWAMURA
桑村 朋
大阪編集局社会部
平成22年入社

入社経緯

新聞社を志望し始めたのは大学3年の秋、就職活動を始めた頃でした。学生時代は勉強もろくにせず、「社会人になってからは世のため人のために」と思い立ったのが新聞業界でした。しかし、新聞社から内定はもらえず、卒業後は地元・徳島の出版社に入社しましたが、「ニュースの最前線で働きたい」という思いが強く、すぐに会社を辞めました。実績も何もないままフリーターになりましたが、いま振り返ると、フリーター生活はとても良い経験でした。「失うものがない」状況で新聞社を数社受け、最終的に産経新聞社から内定をもらいました。「自分はフリーターだから…」と後ろ向きに考えるのではなく、「全て自分が選んだ人生だ」と吹っ切れた気持ちで臨んだことが内定につながったと思います。「記者ならどこでもいい」と会社の色は気にしていませんでしたが、産経の記事には他紙が踏み込まない部分まで詳細に書く迫真性、具体性があり、魅力的に感じていました。結果的に社風が合っていたのでしょうか。就職セミナーで「自分に合った仕事を探せ」などと言われると思いますが、そんなことはやるまで分かりません。何でもやってみて、後から分かることばかりです。

仕事内容

今は大阪市内の所轄警察署を担当しています。事件事故の現場で聞き込みをしたり、警察官に事件内容を探りながら原稿にする取材が中心です。大阪で発生する事件事故を追いかけますが、他地域で大きな発生があれば出張します。事件は常に動くので、連日連夜「特ダネ」を追い、捜査員や関係者に通い、新情報を引き出す努力をしなければなりません。前々任の兵庫県警本部担当になりたてのころ、情報がつかめず「どうすれば特ダネが出せるのか」と悩んでいました。そんなとき、ある警察官から「人と同じことをしても結果は同じ。違う方法で勝て」と助言を受け、さまざまな取材を試した結果、ある特ダネを出せました。今はインターネットで何でも情報が手に入りますが、ニュースはこうした記者の地道な取材活動から出ているのです。他紙に先駆けて、世の中に埋もれた犯罪被害を表沙汰にできたことは本当にうれしかったです。また、災害取材現場では、被災者に配慮しながら必要な記事を出稿しなければなりません。広島の大規模土砂災害の現場取材では、がれき混じりのヌルッとした土砂をかき分けながらの取材は危険極まりなく、誰もいない場所で腰まで土砂にはまって抜けなくなったときは「死」を覚悟しました。ただ、被災者から「話を聞いてくれてありがとう。落ち着いた」と言われ、「少しは役に立てたかな」とやりがいを感じました。記者は特ダネを書くのも仕事、取材相手に喜んでもらうこともまた仕事と気づきました。実際に働くと、学生時代の予想以上に大変な仕事でしたが、何かをつかむには誰しも苦労するもの。投げ出したくても、やり終えたときの達成感や感動を得るために日々頑張っています。

受験生へメッセージ

受験される方には、「ありのままの自分」を出してほしいです。入社試験では、試験の出来が良かろうが悪かろうが、面接で「一緒に面白い仕事ができそうだ」と面接官に思われたら勝ちです。肩肘張って意味のない背伸びをしてみたり、その場だけのかっこいい自分を取り繕ったりしていてもすぐに見抜かれてしまいます。実はそれは取材現場でもいえることです。相手の気持ちを考えて動くのも大事ですが、自分の「素」を出すことを常に心がけていれば結果は自ずとついてくるのではないでしょうか。新聞は昔に比べて売れなくなっているのは確かですし、「斜陽産業」とも言われる厳しい業界です。新聞記者は働き方を工夫しなければいけない変革の時代に差しかかっています。しかし、「人と会い、話を聞き、記事にする」という取材作業の本質はいつの時代も変わりません。社会人になれば失敗することも多く、「もう嫌だ」と思うことばかりですが、一見すると地味な取材作業を少しでも「面白そうだ」と思った人は是非、挑戦してほしいです。こんなに多くの取材現場に行け、こんなに多様な人と出会える仕事は他にありません。ご縁があれば、飾らない「素」の皆さんと一緒に仕事をし、一緒に成長していければと思います。

Q&A

現在結婚or交際されていますか
していません。そのうちしたい
休日の過ごし方は
趣味のテニスをしたり、友人と飲みに行ったり。
学生時代に打ち込んでいたことは?
テニスサークル活動。勉強は…
就職したときの親の反応
「おめでとう」とひと言。初めて親を喜ばせたように思います。
貯金は?
よく飲み歩いている、との言葉で理解してください(笑)
お酒を飲む機会は週にどれくらい?
週3~5回
学生時代、就活中にやっておけばよかったこと、やってたこと
本の乱読、日記をつけること、語学留学…いろいろありすぎて書ききれません
おすすめの本は?
「だから、あなたも生き抜いて」(講談社、大平光代著)「深夜特急」(新潮社、沢木耕太郎)
日課は?
最近、日記を付け始めました
趣味は?
テニス、一人旅
今している仕事のほかに興味のある職業は?
ホテル、ゲストハウス経営
常に持ち歩いているものは?
デジタルカメラ、名刺

1日のスケジュール

07:00
起床

↓

08:00
警察に事件事故がないか電話で確認

↓

09:00
持ち場の大阪府警南署記者クラブへ
10:00
各紙朝刊をチェック、今後の取材予定を整理

↓

11:00
警察に事件事故がないか電話で確認、あれば取材して記事を執筆

↓

12:00
昼の民放各社、NHKニュースを確認し、抜かれがなければ昼ご飯

↓

13:00
再び事件事故がないか警戒の電話

↓

14:00
夕刊の締切りが終了、随時取材に出る

↓

17:00
南署記者クラブへ戻り、再び事件事故がないか電話

↓

18:00
朝刊用、または後日の紙面用に記事を執筆

↓

19:00
夜の警察署回り(当直責任者の署幹部に取材)、もしくは取材先と飲み会(これも仕事)

↓

23:00
業務終了、帰宅

↓

00:00
読書、テレビ、入浴など

↓

01:00
日課の日記をつける

↓

02:00
睡眠