<知を楽しむ人のためのオピニオン誌・「正論」>


野伏 翔(演出家・映画監督)[11月14日掲載]
 夢多き腕白小僧だった。戦後復興から高度経済成長にかけて日本には明るさがあった。坂本九が「明日があるさ」を歌ったのは昭和三十八年、豊かさには遠かったが、頑張ればきっと素晴らしい明日が来るとみんなが信じられた時代に私は少年期を過ごした。

黒田清輝「野辺」[11月20日掲載]
 このような絵を、あれこれ比喩を連ねた言葉で描写するのは空しかろう。光をはらんだ肌の白さにただ目を奪われるばかりである。

特別企画  [11月25日掲載]

“あの戦争”から60年 戦跡を歩く 第12回
 バレテ、サクラサク峠の激闘
 サクラサク峠 - この美しい高原で六十年前、日米血みどろの激闘が行われたとはとても思えないのだが、あまりの猛砲爆撃で崩落したまま通行不能になっている峠道などに、今もその痕跡が残っている。


No.34 かつての盟友も晩節は… [11月25日掲載]
 昭和五十八年十一月九日、アメリカのロナルド・レーガン大統領が初来日した。十二日までの滞在中、中曽根康弘首相との二回にわたる首脳会談で「日米安保体制の信頼性の強化」を確認したほか、昭和天皇とも会談。


 「正論」平成17年12月号   グラビア

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