
2月の入賞者
産経新聞4月4日付朝刊掲載
オピニオンプラザ・わたしの正論
今回のテーマ、「私のNHK論−公共放送を考える」に80編(うち女性6編)の応募があり、厳正な審査の結果、入選のほか、次の3人の方が佳作に決まりました。(敬称略)
《入選》
田中 満 68歳(東京都・中小企業診断士)
宝珠山敬彬 68歳(埼玉県・無職)
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《佳作》
岸田 智明 31歳(滋賀県 会社員)
木村 和尊 14歳(東京都 中学生)
平山 實 70歳(千葉県 無職)
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【論文を審査して】ずば抜けた論文なく選考苦労
西岡 力
今回は率直に言って、これというずば抜けた論文がなく、選考は大変苦労した。NHKの公共性を議論する際、偏向を排して日本の国益に沿った放送をしているのかという観点と、国民の教養改善、災害報道などに国民全体の必要に役立っているのかという観点の二つがあるだろう。
前者の立場の中では田中満論文が斬新な事実提起などがあり優れており、後者の宝珠山敬彬論文はそつなくまとめられており、両者が入選となった。ただし、実は四人の審査員がちょうど二対二で田中論文、宝珠山論文のどちらかと別の論文を高く評価するという形となり、入選ではあるが、全員一致という形ではなかったことを記しておく。田中氏、宝珠山氏ともこれで満足せず一層の文章修業に励んでいただきたい。
一方、佳作の三論文はそれぞれ見るべき長所があり、今後の成長が期待される。特に木村和尊君は十四歳中学生であり、先々月同じ中学生が佳作になったことに「ライバルをいだいて応募」したということ、とてもうれしく感じた。
また、惜しくも佳作にも入らなかったが、James加藤、河合芳典、佐野昴迪、山内司、西洋史、澤田公徳の各氏は、佳作論文とほぼ並ぶ採点結果だったことを付記しておく。(東京基督教大学教授)
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