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| 児童養護施設の子どもたちの大学進学を支援する |
| 産経新聞 明日への旅立ち基金 |
| 第1期生、神奈川大学理学部・坂口和彦君(20) |
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現在、国内には約560の児童養護施設があり、約3万人の児童・生徒が生活しています。産経新聞社では、児童養護施設の子どもたちの大学進学を支援する福祉事業「産経新聞 明日への旅立ち基金」を平成20年からスタートしました。
養護施設に「伊達直人」の名前で寄付をおこなう“タイガーマスク現象”が話題を集めています。高校時代3年間を神奈川県内の養護施設で過ごした坂口和彦君(20)は、「報道を見て、自分のことのようにうれしく思いました。お金を稼ぐのはすごく難しい。寄付には世間の優しい熱い思いを感じます」と話します。
児童養護施設では、18歳になると施設を出なくてはならず、アパートを借り、生活するために働かなくてはなりません。坂口君は、勉強が好きで大学進学を望んでいました。しかし、施設出身者の進学率は11%。全国平均の54%よりずっと低く、「就職が当たり前」という雰囲気だったといいます。
悩んでいた高校3年の6月、施設の先生の勧めで「明日への旅立ち基金」のことを知り応募。坂口君は「明日の旅立ち基金」の第1期生として、神奈川大学理学部へ進学しました。
「自分の力だけでは、大学はおろか、高校にも進学できませんでした。あたたかな応援を得て未来が広がり、命を救われたような気持ちです」と優しい眼差しから笑みがこぼれます。
大学では化学を専攻。食品の保存料に関心があるという坂口君。「しっかり勉強し、支えてくれた多くの人たちに感謝の気持ちを返したい。人のためになり、社会に貢献したい。それが、将来の『夢』です」と力強く話していました。 |
| (文と写真:高橋雅暢) |
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※産経新聞社では、「明日への旅立ち基金」へのご協力をお願いしています。
【寄付の送り先】 郵便振替:00190−7−361396 名 義:「産経新聞厚生事業団」
URL:http://reader.sankei.co.jp/reader/philanthropic/index.html
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【東京事務局】
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