長野県須坂市 大学生 内山英昭 22
認知症の人への「ケア」は広がりつつある感じだ。しかし、認知症になりそうな人や、これからなる可能性がある人々への対応がどれほど進んでいるのか疑問だ。
例えば、地震は自然災害だから、事後の対策しかないとされるが、自然現象に立ち向かう人がいなければ、科学は進まない。地震そのものを防ぐ研究も行われているのではないか。
認知症も、なったら少しでも症状が軽くなるように、というのは正しいが、認知症にならないような工夫も必要だと感じる。
例えば、子供と接触する機会を増やせば、新鮮で旬な話題が入ってくるし、大人が持つ知識を伝授することもでき、脳の活性化にもつながる。認知症にならないような介護ができれば、介護者の負担は減るのではないか。
(2006/08/02)