東京都文京区 無職 匿名希望 76
「軽度者のサービス」に関して、利用者の立場から反論します。人間誰でも老います。「家事サービスが必要なのは認知症と90歳以上の人」というケアマネジャーは、自分もやがて老いることを忘れているのではありませんか?
高齢者夫婦のみの家庭も増え、互いに病院に通い、買い物をして帰る光景も多く見られます。若かった日に軽々と運べた荷物が、次第に重く感じられるのは当然です。
そのための家事サービスではないのですか?
80代の女性がヘルパーさんに「足のつめを切って」と頼んだら、「身体介護は私の担当ではありません」と断られたという悲しい話も聞きます。
私は、現在の制度がお役所中心主義で、高齢者中心でないことが問題だと思います。高齢者の家事サービスは、経済力に応じて、2割なり3割なりの自己負担でできることが必要であり、縮小には反対します。認知症以外でも、家事が困難な病状はいろいろあります。
(2006/12/13)