東京都江東区 主婦 辻俊子 61
夫亡き後、一人暮らしでしたが、86歳の母が同居しはじめました。長年住み慣れた神戸を離れ、視覚障害がありますが、ひとことも愚痴をいわず、東京になじもうと努力している姿勢に感服しています。
特養ホームにはいっている義母は、ノロウイルスから肺炎にかかり、一時は、医師から「覚悟するように」と、いわれましたが、今は回復しています。
こうした2人の母をみていると、「生きるのもしんどいのよ」といいながら、子供のいない私のために、一生懸命、生きてくれているように思います。イライラすることもありますが、「生きてくれていて、ありがとう。今年もよろしくね」と2人の母に、感謝したいと思います。
(2007/01/23)