千葉市中央区 主婦 渡井康子 57
9日付「崩れゆく支え合い5」を読みました。若者に棲みつく不安要素をリポートするものでした。
少子化問題が論じられていますが、「社会保障が支えられないから」との少子化問題と見受けられます。健全な家庭なくして健全な親子、家族愛は育ちませんが、その環境を整えるのは、健全な家庭経済だと思います。
30年前は「がんばれば何とかなる」時代でした。しかし、今の若者は「家庭経済」が不安定です。非正社員がどんどん増えるなかで、若い世代に新しい家族が生まれてくるとは、とても思えません。
少子化の背景には、20〜30代の男性の置かれている状況が弱くなり、世帯主として責任を果たせないことがあると思います。出産以前に、結婚も難しい現実があることに目をつぶってはいけないと思います。
もちろん、経済がすべてではありませんが、産む側(女性)よりも、産んでもらう側(男性)の環境を優先して整備すべきだと思います。
(2007/02/27)