広島市南区 主婦 大野愛子 55
わが家の近所の高校の生徒たちが、介護の疑似体験をされていました。ペアで、1人がアイマスクをして、もう1人が付き添いをしながら歩いてきました。
歩道橋では、先生が「手すりを持つんだよ」と言っていました。生徒たちは「先生、怖い。見えないよ」と、それぞれ、言ってました。
日本は、世界に類のない少子高齢社会です。高齢者は視野が狭く、自分が高齢者になって、はじめて分かる生活のしにくさがあります。
今回の体験は学校の方針もあるでしょうが、これまで高校生は新人類と思ってました。
急いでいましたが、しばらく高校生の集団にみとれていました。私はとてもさわやかな気持ちになりました。
この気持ちを伝えたくて、筆をとりました。
(2007/05/21)