産経新聞社

ゆうゆうLife

近所でも孤独死が

 愛知県豊川市 男性 60

 私の近所でも、孤独死があった。だが、顔を見せないなどで隣の人が「おかしい」と気づき、親戚(しんせき)に連絡した。私が住んでいるところは、ほとんどの人が顔見知りで、会えばあいさつし、顔を見なければ心配する間柄である。

 しかし、一部だが、町内づきあいをしない人もいる。ガラスが割れ、部屋の中にごみがいっぱいで、住んでいないと思っていたら、電気がついていて、人がいると知ったということもある。

 東海地震も心配される。そのときのためにも、地域の人間関係をつくっていかなければならない。その基となるのが、町内。もっと行政が町内活動に財政面を含めて支援し、全員参加の団体になれば、孤独死のような問題も解決できるように思う。

(2008/06/18)