東京都板橋区 画家 栗原金平 81
昭和40年から自営業だったので、乏しい年金で家内と2人、細々と暮らしています。
今年3月に受け取った「ねんきん特別便」で、年金記録に漏れがあると知らされました。よく見ると、昭和24年から29年まで埼玉県朝霞市にあった米軍のキャンプ・ドレイクで勤めた期間のうち、後の4年分が抜けていました。
最初の2年間はルームボーイとして働き、英語が話せるようになったので、同じキャンプ内の将校クラブにかわり、ウエーターとして4年間働きました。
しかし、社会保険事務所からの書類では、最初の2年間しか記録がありません。なぜ、同じ職場で、後の4年間は加入していないのか、理解できません。回答によると、見つかったのは戦時中に働いた3カ月分の記録だけで、それもいつ支払われるのか、何の通知もありません。
将校クラブで働いていた当時、結婚や長男の誕生があり、失業しているわけはなく、29年まで確かに働いていました。同じキャンプで働いていた人が何百人もいたのですから、私1人の問題ではないと思います。当時、キャンプ・ドレイクで働いた経験のある方はいらっしゃらないでしょうか。
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米軍キャンプで働いていた人は、厚生年金に加入していた可能性があります。心当たりのある方はご確認を。
(2008/11/26)