新現役ネットは最近、「江戸」関連のイベントが勢いづいている。
9月には、街歩きイベント「お江戸捕物帖の世界をたずねて〜銭形平次の神田明神あたり〜」を開催。募集の30人が早々に集まった。歴史ライターの小林祐一さんが、銭形平次が作中で住まいとしたという神田明神とその周辺を案内した。
小林祐一さんは今月、「鬼平犯科帖の世界を歩く」の案内もつとめた。池波正太郎の人気時代小説の舞台を、2日間かけて歩き、長谷川平蔵邸跡、回向院など、主要舞台である本所周辺を探索したり、石川島人足寄場跡から富岡八幡宮深川江戸資料館など、深川界隈(かいわい)に足をのばしたりした。こちらも45人が参加。中には関西から参加した池波ファンもいた。また、「日本の粋・新内とクルージングを楽しむ会」では、両国から隅田川までの川下りや、富士松小照師匠の新内節を楽しんだ。
新しく江戸文化を学ぶシリーズとしてスタートしたのが、「古書でめぐる山野草と江戸の園芸文化〜江戸の園芸人たちが残した足跡をたどる〜」。
かつて江戸は世界一の庭園都市で、江戸の園芸文化は現在のガーデニングブームとは比べものにならないほど隆盛を極めていた。このことから、江戸の園芸人らの足跡をたどる街歩きを敢行。古書コレクターで、園芸文化研究家の小笠原亮さんが講義で「講座をきっかけに、山野草や園芸に感心を持っていただけたらうれしい」と話した。
なお、小林祐一さんの案内する次回の東京散歩は、11月6日。「江戸町民の味を楽しむ」として銀座を歩く予定。また、「江戸の園芸」も第2回を計画中という。
(2006/10/19)