新現役ネットでは、メールアドレスを持っている登録会員を対象に、定期アンケートを実施している。8月上旬のアンケート(593人が回答)をみると、多くの会員が学習体験や社会貢献活動に強い関心を抱いていることが分かる。
「あなたが今、一番やってみたいことは」という質問に対し、最も多かった回答は「イベントに参加したい」で36%。次いで、「知らないことを勉強したい」(34%)、「経験を生かして社会参加活動をしたい」(18・1%)が多かった。
年齢別に回答の特徴をみると、リタイア直前の55〜59歳では、26・3%が「社会参加活動」と回答。実社会への貢献に意欲を持っている。一方、70歳以上では39・5%が「知らないことを学ぶ」としており、衰えを知らない学習意欲の強さを示す結果となった。
新現役ネットでは、こうした会員の要望に応えるために、全国で年間500ものセミナーやイベントを実施している。
このうち、学習の場としては、会員の経験や研究を披露する「学びの会」、専門家を講師に招く「新現役カレッジ」という2種類の定期的なセミナーがある。
7月の東海地域の「学びの会」では、定年後に陶芸教室に通い始めた児玉英雄さんの話を聞いた。児玉さんは陶芸に魅せられて、ついに自宅の庭に陶芸作業場を作り、現在も週の半分は作陶を楽しんでいる。参加者には、児玉さん自作のぐい飲みがプレゼントされた。
会員の発案によるイベントも多く、8月2日には東京で「第16回グルメウオーク『衆議院参観と旧司法省』を訪ねて」が実施された。参加者たちは院内の赤じゅうたんを踏み、国の重要文化財にも指定されている赤レンガの旧司法省の見学を満喫していた。
(2007/08/30)