産経新聞社

ゆうゆうLife

やきものの里巡り


 古くから、やきものの産地として国内外に知られる東海地方。新現役ネットの会員有志は10月末、日本六古窯の一つ、常滑焼の産地(愛知県常滑市)を散策した。やきものの歴史を学ぶことで、この地方の魅力を再発見しようと、ご当地会員が企画した初めてのイベント。現地のボランティアガイドの案内で、大阪や東京からの参加者を含めた総勢12人の男女が秋の常滑路を巡った。

 常滑焼の歴史は古く、約900年前の平安時代にさかのぼる。衛生陶器やタイル、土管といった建材、植木鉢、朱泥急須などの茶器が有名。

 この日の午前中は、総延長1・5キロの「やきもの散歩道Aコース」を1時間かけて歩いた。常滑焼を展示即売する市陶磁器会館をスタートし、両脇に石垣の代わりに土管や焼酎瓶をびっしりと敷き詰めたユニークな土管坂=写真、れんが造りの窯の煙突が立ち並ぶ登窯などを訪ね歩きながら、古い歴史の面影が残るやきものの里巡りを楽しんだ。

 自由行動となった午後からは、すぐ近くにある中部国際空港へ足を延ばしたり、窯元見学をしたりと各自が思い思いのひとときを過ごした。

 今後は、1000年以上の歴史がある“陶都”瀬戸市(愛知県)や、日本一の生産量を誇り、著名な陶芸家も数多く輩出している美濃焼の産地である岐阜県多治見市や土岐市などを訪ねる計画だ。

(2007/11/22)