産経新聞社

ゆうゆうLife

小江戸・川越そぞろ歩き


 街道を訪ね歩くイベント「街道を行く」は毎回、定員を上回る応募が殺到する人気企画だ。実際に歩くことでその距離感を体感したり、沿道に今も残る古い家屋や歴史のある神社仏閣に触れたりと、往時に思いをはせようという趣向だ。

 11回目は2度目の探訪となる川越街道。17年9月の前回は新座駅を起点に大和田宿、平林寺界隈(かいわい)を歩いたが、今回は小江戸と呼ばれ、古くから川越街道の要衝として栄えた川越周辺のそぞろ歩きを楽しんだ。

 今回も定員の倍近い60人ほどの参加申し込みがあったが、当日は発達した低気圧の影響で強風が吹き荒れ、JR川越線、武蔵野線などが一時運転を見合わせるなど、足が乱れ、4割近い人が参加できない“フソク”の事態となった。

 地元の「川越市シルバーガイドの会」の成田伸次郎さん、加勢亮嘉さんの案内のもと、川越駅を発着点に川越八幡宮、川越大師の別名で知られる徳川家ゆかりの喜多院、熊野神社、川越城大手門、本丸御殿、氷川神社、菓子屋横丁、蔵造りの家並み、大正浪漫通りをめぐる約6キロの道行きとなった。

 江戸時代にタイムスリップしたような街並みに心を癒やされた参加者も多かったようだ。

 次回の3月20日は「銚子」、4月19日は「日野」をそれぞれ歩く予定だ。

(2008/03/12)