産経新聞社

ゆうゆうLife

お花見の会 桜のトンネルそぞろ歩き

 春といえば花見の季節。桜の名所は数知れないが、東京都内では、徳川8代将軍、吉宗が植えたとされる隅田川の「墨堤の桜」が代表格ではないか。墨田区立墨田公園の墨堤のうち、桜橋付近から枕橋手前までの約1・3キロ。

 4月最初の土曜日、川下りを楽しみながら、川縁を彩る桜をめでる新現役ネットの「お花見の会」が催された。

 当日は優に100人以上を収容できる船一隻を仕立て、60代を中心とした男女40人が心地よい春風を浴びながら、満開の桜でピンク一色に染まった沿岸の景色を堪能した。

 この日はスペシャルゲストとして津軽三味線山田流師範の山中信人さんが登場。驚く参加者を前に、おなじみの「津軽じょんがら節」や童謡「春よこい」などを披露した。船内を見渡すと、デッキでしきりにカメラのシャッターを切る人がいるかと思えば、“花より団子”よろしくお茶と桜もちに舌鼓を打つ人、隅田川を詠んだ唱歌「花」を口ずさむ人などがおり、参加者は思い思いのひとときを過ごした。乗船から1時間後、一行は桜橋で船を下り、昼食会場のある吾妻橋を目指し、桜のトンネルのそぞろ歩きを楽しんだ。

(2008/04/17)