産経新聞社

ゆうゆうLife

事業の改善 改革を手助け

 多彩なグループ活動と同好会が人気の新現役ネット。20以上のグループ・同好会から、今回は「お店を元気づける応援団」(松田弘団長)の活動を紹介する。 応援対象は商店、商店街、芸術家とさまざま。応援の基本は依頼者の話にじっくりと耳を傾けること。大所高所から意見・助言をするのではなく、利用者(消費者)の立場で感想や意見を述べ、依頼者に“気づき”を促し、事業の改善・改革を手助けする。改善・改革を実践するのは、あくまで主役である依頼者本人だからだ。

 ピアニスト、上村朋子さんへの応援は「それなりの評価と報酬が得られる海外と違い、日本のクラシック界を取り巻く環境は厳しい。何とかならないか」と大学で教鞭(きようべん)を執るご主人、敏文さんからの相談が始まり。団長と副団長が話を聞くと、演奏会は家計からの持ち出しがしばしばで、すっかり自信を失いかけていた。そんなとき、山口県の団員の紹介で後援者が見つかり、リサイタルは成功を収めた。これが自信を取り戻すきっかけとなり、続く広島県内での主催演奏会も大盛況。ご主人は「一人の音楽家を脱落させずに、育ててもらった」と、応援団との出会いに感謝しているという。

(2008/04/24)