【相談】
6人家族です。家計は嫁に任せているのですが、毎日6000〜7000円も食料を買ってくるうえ、家計簿をつけている様子もなく、毎月赤字のようです。ボーナスもローン返済と赤字補充で消えてしまい、貯蓄はできていない様子。これから孫が中学に進学すると、塾代なども増えると思いますし、高校・大学の費用も心配です。どうしたらいいでしょうか。
【回答】
家計はお嫁さんが管理されているとのことですが、毎日6000〜7000円の買い物は多すぎます。よし子さんもその点にはお気付きですが、お嫁さんとケンカになりそうで、何も言えないそうです。
一般的に小川家のような大人4人と育ち盛りの子供2人の家計では、食費は毎月10万〜15万円が適正額です。まずは食費を3万〜5万円減らすように心掛け、その分を貯蓄にまわしましょう。
食費を節約するコツは、買い物に行く回数を減らすことです。あらかじめ献立を決めて、必要な分だけ買うといいでしょう。また例えば、毎週土曜日はよし子さんがあり合わせの食材でメニューを工夫するという方法はいかがでしょう。
「家計簿をつけたほうがいいのは承知しているけど、続かない」という声はよく聞かれます。現金の残高となかなか合わなかったり、費目を分けて記入するのが面倒だという場合が多いようです。
毎日厳密に計算しようとせず、ノートにレシートを張り付けて1週間か10日ごとに足し、1カ月分の支出を計算するだけの簡単な方法を取ってみてはいかがでしょうか? お嫁さんが忙しい様子なら、よし子さんが代わりに計算してあげてもいいでしょう。
「いつも買い物ご苦労さま」というような、ちょっとした感謝の言葉や、「仕事お疲れさま」などとメッセージなどを添えて、交換ノートのようにやりとりするのもよいでしょう。
同じ家に暮らす家族なので、言いたいことを我慢するよりも、まず相手の良いところを褒めるなどして、「実は将来のことを心配している」と伝えれば、家庭の雰囲気を壊すような事態になることはないと思います。
1カ月分の家計収支が出たら、家族全員に見せて来月の予算や節約対策について話し合えば、お孫さんたちの金銭教育にもなるはずです。
気になるのは、車のローン。金利をいくら払っているか確認してみましょう。よし子さん夫婦の貯蓄から残金を一括返済し、息子夫婦には、よし子さん夫婦に必ず毎月返済してもらうようにすれば金利が節約できます。親子間でも、お金の貸し借りをする場合は、借用書を作ることをおすすめします。
(回答 ファイナンシャルプランナー・高橋希代子さん)
(2006/08/07)