【相談】
結婚して11年。夫が独身時代に購入した現在の住まいは2DKと狭く、DKも6ー7畳くらい。子供が男の子と女の子で、将来は部屋を分けるためにも買い替えたいと思います。住宅ローンは、繰り上げ返済で払い終えましたが、これから教育費もかかるし、住宅ローンの金利も上昇傾向なので、このまま我慢して、貯蓄に励む方がいいのでしょうか。現在の家は 800万円くらいで売却できそうで、買い替えの予算は3000万円くらいを予定しています。住宅ローンが始まったら、私の収入はもう少し増やすつもりです。
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【回答】
結論から言いますと、村山家は早めの買い替えをされた方がよさそうです。
村山家には1300万円もの貯蓄があり、ハイペースでためてこられましたが、お子さんの成長で貯蓄ペースは落ちています。それでも、年収300万円の村山家にとって、年間約70万円の貯蓄は立派なこと。ただこの先、教育費の負担が増えると、貯蓄ペースはさらに鈍り、家を買っても買わなくても、お子さんの教育費負担が終わるまで貯蓄額は大きく増えないはずです。お子さんの教育費が終わるころには、ご主人が老後に差し掛かっているため、マイホームを買い替えるのも厳しいでしょう。
家を買い替えると、ローンの負担で生活コストが上がりますが、老後に住居費の負担を残さないことで、老後資金プランが楽になります。例えば貯蓄から1000万円を使い、持ち家の売却代金の手取り(売買手数料を引いた金額)を700万円とすると、ローンの借入額は1300万円になります。
住宅ローンが始まると、家計に余裕がなくなる村山家には、全期間固定金利のローン(フラット35)が向いており、お住まいの大阪で最低金利のフラット35を借りると、30年返済でひと月の返済額は5万4325円になります。
また、借入額の1割をボーナス返済に回すと、月の返済額は5万5063円とほぼ変わらずに、5年間、返済期間を短縮できます。ボーナス時の負担は3万6860円です。25年返済なら、1、2回繰り上げ返済すれば、老後に住宅ローンを残さずに済むはずなので、25年返済で、ボーナス併用払いにするのがおすすめです。
戸建てに買い替えれば、駐車場代の負担がなくなるので、実質的に増える住居費は4万4000円程度。妻の収入アップと貯蓄額を下げることで、まかなえる範囲だと思います。買い替え時期を先送りし、金利が1%上がると、年間8万円以上、返済額がアップします。金利の様子を眺めつつ、早めに買い替えを実行されるのがよいでしょう。(回答 ファイナンシャルプランナー 畠中雅子さん)
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「定年までにローンが終わらない」「夫の死後、年金だけで暮らせるか」−など、家計の相談にファイナンシャルプランナーの畠中雅子さんと高橋希代子さんが答えます。悩みや夢、家族構成(年齢)、年収、住居費、食費、光熱費、交際費、保険、負債(ローン)、貯蓄などを書いて送ってください。〒100−8078 産経新聞東京本社 ゆうゆうLife「家計診断夢相談」係。FAX03・3275・8995。紙面匿名は可能ですが、詳細を確認する場合がありますので、氏名、電話番号を明記してください。
(2006/09/04)