【相談】老後に3000万円くらいは必要だと聞いて、何とかがんばって貯蓄をしていきたいと思うものの、子供をもう1人欲しいという希望もあります。退職金は300万円くらいしか出ません。今年7月に30年ローンで買った中古の家は3軒つながりの構造で、1軒での建て替えができず、将来売却は難しいといわれました。わが家の現状で、子供をもうひとり産んで、老後資金をためることは可能でしょうか。
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【回答】高木さんのご主人はまだ21歳! こんなに若いご主人を持ちながら、心配事が老後生活について、というのは少し順番が違うかも。高木家の住宅ローンやこども費、保険料などを除く基本生活費は12万円ほどです。この額でやりくりしているなら、年金の給付水準が引き下げられても、厚生年金でかなりの生活費がまかなえるはず。年金生活に入ってからの赤字も、高額にはならないと思われます。
しかも、ご主人が若いので、早めに現在の住宅ローンを払い終えて、40代で家の買い替えを実現させれば、老後も住める家を手に入れられます。その家のローンを、ご主人が退職するまでに払い終えれば、老後の貯蓄が3000万円に達しなくても、暮らしは十分に成り立つでしょう。
また、今の時点で2人目の出産をあきらめる必要もないでしょう。大学の学費を全額、親が出すのは難しくても、すでにご長男にはこども保険に入られてますし、2人目のお子さんも、老後用の貯金など6万5000円のうち1万円を、こども保険の保険料に回せると思います。
現在は小学校卒業時までの児童手当の支給年齢も、将来的には中学校卒業時までに引き上げられそうです。貯蓄に回せばこども保険の分と合わせて、ご兄弟それぞれの大学入学時に300万円近い教育費をためられます。そして大学入学時から奨学金をもらい、そのお金を大学3年と4年の学費に回せば、大学進学のめども立つはずです。
ご主人が20代前半のうちに2人目を持たれれば、子育てが終わってもご主人は40代半ば。それから2軒目の住宅ローンの繰り上げ返済や老後資金準備に取り掛かっても、十分な時間があります。若い年齢での出産は、「子育て後にも時間的な余裕が残る」というメリットがあります。お金のことで気をもみ、2人目のお子さんをあきらめるのは、残念なことだと思います。
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回答 ファイナンシャルプランナー 畠中雅子さん
(2006/11/27)