【相談】
この欄でみなさんの食費が少ないことに驚いています。わが家の食費は月に20万円くらい。主人は嚥下障害があるため、肉も魚も上等なところを購入。野菜も有機栽培品なので食費は抑えにくいのです。主人の18年におよぶ介護で退職時に7000万円あった貯蓄も底をつき、現在は借金も…。リボ払いで返済中ですが、先の検討もつきません。このままでは地代が払えなくなるかもと、不安が募ります。
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【回答】
家計の見直しポイントは、ご本人も感じておいでの月20万円の食費にほかなりません。ご主人に上質の食材を食べさせたい気持ちは分かりますが、ご夫婦2人の食費なら、月10万円でそれなりの食材を調達できます。
「夫に良いものを」という言葉に甘えていると、リボ払いにしている借金の返済も増えるばかりですし、地代を支払えなくなる日も遠くないかもしれません。
上質な食材は買えても、借金が終わらなかったり、最悪は、家を手放して借家住まいになる可能性もあります。日々の暮らしに十分な年金収入があるわけですから、食費のかけ方を早急に見直しましょう。
効果的なのは、買い物に持っていくお金を抑えること。たとえばお財布に入れるのは3000円までと決めてはいかがでしょうか。3000円の範囲内で買い物をするようにすれば、必要なものだけ買う習慣がつくはず。1回の買い物が3000円以下ですめば、1カ月の食費は10万円以下に下がるでしょう。
もっと節約したいなら、スーパーなどで買い物カゴを持たないのも効果的。手に持てる分しか買えないので、本当に必要なものしか買えません。また、頻繁に買い物に行く必要が出るので、新鮮な素材を買える点もおすすめです。
食費を10万円程度に減らせたら、地代の支払いに備えて、月5万円を生活費とは別の預金口座に積み立てておきましょう。さらに、残りの5万円のうち、2万〜3万円をリボ払いの返済額を増やすことに使ってはいかがでしょうか。
今のまま、少額のリボ払いを続けていると、返済の終わりは見えにくいままです。リボ払いは「無理なく払えそうな金額」に設定するのではなく、「無理してでも払おう」と思う金額にして、元金を早く減らすことが大切。途中で返済額の変更もできますので、できるだけ早く、返済額をアップしたいものです。
リボ払いが終了したら、その後はリボ払いや分割払いでなければ買えないものは、購入を我慢して、お金をためて買うように心がけましょう。
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回答 ファイナンシャルプランナー 畠中雅子さん
(2007/03/05)