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生活費削り貯蓄増やしたい


 【相談】

 就職活動で250社ほど不採用になり、派遣社員として働いています。同居の両親は長く自営業で、国民年金には数年しか入っていませんでした。民間保険には入っていたので、個人年金は65歳からもらえるようですが、老後は私が見るしかありません。今から生活を切り詰めて、貯蓄を増やしたいのですが、どこを切り詰めれば、もっと貯蓄を増やせるでしょうか。今のままでは、結婚や出産も考えられません。

 【回答】

 「身も心も引きこもっている状態」とおっしゃる小林さん。生活費はギリギリまで切り詰めていて、自分が人生を楽しむお金をほとんど使っておらず、さらに「両親の面倒は私が見なければ」という義務感まで背負って、自分自身を追い込んでいるようです。

 「結婚や出産も考えられない」とのことですが、結婚したい気持ちはあるそうです。実際に小林さんのようなケースでは、結婚して共働きを続ける方が、生活設計の見通しは立ちやすくなります。ご両親との同居をOKしてくれる男性を積極的に探す方が、今より切り詰めた生活を送るよりも、一家の幸せにつながるのではないかと思われます。

 同居結婚が実現して、ご両親がお孫さんの面倒を見てくれれば、共働きも続けやすいでしょうし、将来的には二世帯住宅に建て直すプランも検討できるはず。結婚、出産、二世帯住宅への建て替え…などのライフイベントが次々に出てくると、お金はかかったとしても、生活設計を立てる楽しみも出てくるのではないでしょうか。

 そのためには、「同居を許してくれる男性がいれば、すぐにでも結婚したいと思っている」という意思を、周囲に伝える努力が必要だと思います。

 結婚も出産も私には関係のないもの、という雰囲気を漂わせていると、周囲も結婚の話題を避けがちですし、出会い自体も広がりにくいもの。交際費やレジャー費なども、ある程度は使わないと、新たな出会いを見つけにくいと考えます。

 以上のようなことから、今回は小林さんが望まれている生活費の切り詰めは、個人的にはおすすめできません。

 家計費の見直しではなく、現在持っている貯蓄の一部で個人向け国債を購入したり、ネット銀行(支店を持たない銀行)の利率の良い定期預金に預けたり、月払いの養老保険に加入するなど、リスクは取らずに、今よりも効率的に増やすことを考えてはいかがでしょうか。

 ただし、養老保険は、月払いで加入すると元本割れする商品もあるので、支払う総額と受け取れる満期保険金額をきちんと比較してから、加入することが大切です。

 (回答 ファイナンシャルプランナー 畠中雅子さん)

(2007/05/21)

 

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