【相談】
夫は契約社員で社会保険は自己負担。もう1人子供が欲しいのですが、住まいは手狭。頭金になるほど貯蓄はありませんが、夫の年齢を考えると、早くマイホームを購入すべきか、出産し、仕事を開始後に購入すべきか悩んでいます。生命保険は死亡保障が1200万円しかなく、子供の学資保険にも入りたいのですが、この家計では無理でしょうか。
◇
【回答】
関口家の家計は「必要経費」ばかり。使い方に無駄はありません。しかし、ご主人の死亡保障は早急に見直した方がよいでしょう。
掛け捨てタイプの共済に入られていますが、死亡保障はかなり不足しています。共済は解約し、通販タイプの定期保険に入り直すなどで、最低でも3000万円程度の死亡保障は確保したいもの。
たとえば、オリックス生命のダイレクト定期保険は保険期間25年、死亡保障3000万円で、月額保険料は8640円になります。
契約する際、2000万円と1000万円の2本に分けて、1000万円の方を15年満期にすると、保険料は8040円になり、ひと月600円の節約になります。お子さんが高校生になったころ、保障額を自動的に1000万円減らせる点で合理的なので、2本に分けて加入することをおすすめします。
お子さんの学資保険はとりあえず120万円の満期保険金を確保しましょう。120万円くらい準備しておけば、入学時に教育ローンを借りずに済みます。120万円の満期保険金を得るための月々の保険料は約5000円です。
ご主人の定期保険とお子さんの学資保険で、保険料は月約8000円アップしますが、これは、ご主人のおこづかいを1万円程度下げて工面されては。その代わり、臨時収入からおこづかいを補ってはいかがでしょうか。
臨時収入が増えれば、おこづかいも増えるという「おこづかいの能力給方式」にして、ご主人の理解を求めてみてください。
2人目の出産は一般に、保育料が兄弟通園で安くなるなど、お金の面でも有利なことがあります。また、年齢差が少ないと、子供同士で留守番がしやすいなど、奥様の働きやすさを考えても、早めがお勧め。
関口家の場合、頭金不足ですし、マイホームを持つ時期は確かに、2人目のお子さんを出産し、奥様が働き始めてからが現実的かもしれません。
でも、そのころまで貯蓄は増えにくいこと、長期的には金利が上昇する可能性があることなどを考えると、思い切ってローンを組んでしまう考え方もあります。
金利が上昇すると、月々の支払額が増えるだけでなく、借り入れ能力が下がり、購入できる家の予算も下がるからです。いずれにしても、新築物件の購入は難しそうなので、土地付きの中古一戸建てを手に入れて、将来、建て替えを検討されてはいかがでしょうか。
(2007/06/18)