【質問】
6カ月の男児の母親です。出産するまで共働きだったのに、ほとんど貯蓄をしませんでした。出産を機に生活態度を見直そうと、月3万円の積立貯蓄をはじめました。そのほか、出産祝いや普通預金に預けっぱなしのお金が70万円ほどあるのですが、有利に増やす方法はありませんか。
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【回答】
出産をきっかけに、家計を見直したという永沢家。月3万円の貯蓄を始めているので、お子さんが小学校を卒業するまでは、今の貯蓄額をキープしたいもの。「生活態度の見直し」はとりあえず合格といえそうです。
さて、ご相談にある70万円の預け方ですが、お子さんの教育資金として、こども保険(学資保険)に加入されてはいかがでしょうか。たとえば、ソニー生命の学資保険に、一時払い保険料約72万円を支払うと、17歳の満期時に90万円の満期保険金が受け取れます。
学資保険に加入すると、17年間で18万円ほど増やせる計算で、税金もかからないことから定期性預貯金に預けるより有利だと思います。
なお、ここで17歳満期を勧めているのは、入学費用を支払う時期までに確実に満期保険金を受け取るため。満期金の引き出しに応じてもらう「契約応答月」が2〜3月ごろになってしまうと、入学費用の支払いに間に合わない可能性があるからです。
今、契約するなら、契約応答月は12〜1月になるはずなので、18歳満期でもOK。据え置ける期間が1年延長されますので、保険料は9400ほど安く済みます。
ただし、90万円の満期保険金だけでは、大学入学時の納入金に足りません。あと100万円くらいは用意したいもの。その分は、保険料を月払いにして、もう1本、学資保険に入るとよいでしょう。
たとえば満期保険金が100万円で、18歳満期の契約だと、月の保険料は4140円。こちらは、89万4000円程度の払い込みで、100万円を受け取れます。一時払い分と合わせて、190万円の満期保険金が準備できれば、大学の入学費用や1年時の学費はまかなえるはずです。
月払い分の保険料は、通信費を抑えることで、捻出(ねんしゅつ)するのが適切でしょう。通信費が手取り月収の7%を超えているのは多いからです。家電のローンは支払いが終わったら、貯蓄に回せると理想的です。
貯蓄が少なめのご家庭は、学資保険のような強制力のある方法で教育費を準備するのが、確実にためるコツ。子供名義の保険は、気分的に解約しづらい点も、教育資金準備に向いていると思います。
(回答 ファイナンシャルプランナー 畠中雅子さん)
(2007/10/08)