

【相談】
夫の収入ダウンで毎月赤字です。来年は下の子も幼稚園で、さらにお金がかかります。最近はやりくりを考えるのがつらく、外出がいやに…。こんな状況ですが、子どもが小学生になったら、海外旅行に行きたいのです。新婚旅行はテロで断念。兄の海外挙式の時は身重で、海外に行ったことがありません。長年の夢をかなえたいです。
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【回答】
初めての海外旅行に行きたいという笹川さん。家計は厳しいでしょうが、ぜひ、実行しましょう。漠然とやりくりするより、お金はかかっても夢をかなえた方が、気持ちも豊かになるし、家族の思い出づくりにもなるはずです。やりくりは家族が幸せになるためにするもの。家族の幸福度を上げるためなら、がんばれるはずです。
ただし、海外旅行に行く行かないにかかわらず、赤字を減らすのは必須です。家計の状況をチェックしますと、現在、月の赤字は7万円弱。ボーナスのほとんどが、赤字補填(ほてん)に消えています。
笹川家の場合、一つ一つの費目の支出は「金額」では多くありませんが、「割合」では、バランスの悪い費目がいくつかあります。
たとえば食費。一般論として、月4万5000円の食費は多いとはいえませんが、笹川家では収入の25%を占めています。食費を20%以下、金額では月1万円程度減らす努力が必要です。
同様に、光熱費と通信費もそれぞれ月収の14%、15%を占めています。食費+光熱費+通信費で月収の54%を消費していて、さらに教育費を加えた4つの費目で支出割合は80%に達します。
残る20%で、住宅ローンを含むすべての支出をやりくりするのは、もともと無理な話。光熱費と通信費は、合わせて15%〜20%程度、金額では両方で3万円程度に抑えたいものです。
それ以外では、習い事が多めですが、やりくりのストレス解消という意味で、習い事をやめるのはおすすめできません。
節約する一方で、下のお子さんが入園したら、月に3万〜5万円くらい働くことを検討されては。食費、光熱費、通信費で3万円程度の節約を行い、収入も見込めれば、幼稚園の月謝が発生しても、赤字額は減らせるはずです。
赤字が減れば、ボーナスの赤字補填(ほてん)も減るので、貯蓄ペースが改善します。「年間で見れば、貯蓄が増える家計」に見直すことを、初めての海外旅行に行く条件にされてはいかがでしょうか。(回答 ファイナンシャルプランナー 畠中雅子さん)
(2007/10/22)