産経新聞社

ゆうゆうLife

もうすぐ結婚、貯蓄のアドバイスを



 【相談】もうすぐ結婚の予定です。2人とも親元で暮らしていたので、電気やガス代などがいくらかかるか分かりません。彼の収入は手取りで20万円ほど。親が3万円くらいなら援助してくれると言いますが、どうやりくりすれば、貯蓄ができますか。

 【回答】お二人ともまだ若いので、ご両親が新生活の心配をされているのですね。ありがたいことですが、結婚当初から援助を前提に予算を組んでしまうと、援助がなければ成り立たない家計になってしまいます。

 そこで、ご両親からのお金は、イザというとき以外は手を付けず、ためることをおすすめします。ご両親が日ごろ利用している支店に口座を作り、振り込んでもらってはいかがでしょうか。同一支店なら、振り込み手数料がかからないからです。別支店でも、同一銀行なら振り込みが無料になる都市銀行もあります。振込額が10〜20万円くらいまとまるごとに、金利の有利なネット銀行の定期預金に預け替えるのもお勧めです。

 後藤さんの家計収支は、家賃以外は予定額とのこと。それを前提にチェックしますと、おおむね適正額ですが、食費と通信費はマイナス5000円の予算を立てたいものです。食費は3万5000円、通信費は1万5000円以内に収めれば、ご主人の収入に出費をおさめられます。

 お二人とも若いので、貯蓄が少ないのは自然なことです。しかし、30歳未満で、お子さんのいない女性は、ご主人に万が一のことがあっても、遺族年金が5年間しか受け取れません。早急に死亡保障を確保されるべきでしょう。

 保障額は、お子さん誕生までは1000万円程度、誕生後は3000万円から4000万円程度が必要かと思います。保険料は保障額により、月2000〜6000円程度です。

 また、ご夫婦とも医療保険に入られた方がよいでしょう。奥さまは特に、妊娠すると自由に保険に入れなくなるので、早めの加入が安心。お二人とも若いので、日額1万円の入院保障を生涯得ても、保険料は月に3000円前後、60歳で支払いを終えるタイプでも、4000円弱で済みます。結婚したら、すぐにお子さんを授かる可能性もありますから、保険の加入は早めに行いましょう。(回答 ファイナンシャルプランナー 畠山雅子さん)

(2008/03/10)