

【相談】新婚の夫婦です。なるべく早く子供が欲しいのですが、妊娠してパートを辞めたら、生活できないのではないかと心配です。どうやりくりすれば、出産後もやっていけますか。生活の息抜きはパチンコなので、パチンコ代だけは減らしたくありません。
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【回答】20代前半の若いご夫婦なのに、妊娠前から将来を真剣に考えておいでです。ご心配のように、奥さまがパートを辞めると、同水準の生活維持は難しくなります。そこで、ここからはご主人の収入でのやりくりを考えます。
ご主人の収入だけになると、家賃が月収の43%になります。7万8000円の家賃は高くはありませんが、月収比率を考えると、負担が重すぎます。家賃は5万円台に抑えたいので、今のうちから公営住宅に応募されては。家賃を抑えないと、やりくりしても追いつきませんし、お子さんが生まれれば、もっと広い家に引っ越したくなるかもしれません。住居費をダウンさせつつ、広い家に引っ越せる努力が必要でしょう。
もう一つの問題は通信費。ご主人の月収の15%を占めています。適正額は月1万〜1万1000円。パケット使い放題の利用は仕方ないとしても、「通話時間」を短縮しないと、通信費は減りません。連絡はなるべくメールで済ませ、通話は1分以内で済ませる習慣を身につけましょう。
食費はご主人の月収の21%を占めています。生活に余裕があれば、許容できる割合ですが、月3万円程度、月収比率では16〜17%程度まで下げたいもの。高くない食費を下げるアドバイスは気が進みませんが、赤字を出さないやりくりのためには仕方がないと、割り切ってください。
最後はご夫婦の息抜きになっているパチンコ代です。今は家計費から捻出(ねんしゅつ)されていますが、本来はお小遣いから出す支出。そこで、ご夫婦のお小遣いを1万5000円に上げ、その中で楽しまれてはいかがでしょうか。
この4つを改善できれば、ご主人の収入だけになったとき、月々の貯蓄は減りますが、赤字を出さずにやりくりできます。また、お子さんが2歳になるまで受け取れる月1万円(3歳以降は月5000円)の児童手当も、手を付けずにためられます。出産費用は、健康保険から病院へ直接払ってもらう制度を利用すれば、入院時の負担も抑えられます。お子さんを保育園に預けられる年齢になったら、奥さまが再び働けば、貯蓄も復活できるはずです。
しばらく厳しいやりくりが続きますが、20代前半で出産すれば、50代で老後資金をためられます。早く産み、早く育て終わるのはライフプランを楽にするコツと知っておかれるのも良いかもしれませんね。
(回答 ファイナンシャルプランナー 畠中雅子さん)
(2008/05/12)